ユニットの名前、その二

撫子はご存じのようにピンク色の可憐な花ですが、そのダイアンサスという学名には「気高い」とか「堂々とした」という意味があります。
そう聞くと、日本女性たちが大和撫子と世界から言われているのも満更ではありません。

常盤というのは永久不変な岩のことですが、転じて冬でも緑のままの常緑樹を指します。皆さまにもずっと若々しくあって下さいと願いを込めています。

翡翠は深緑色の宝石で、古くから玉といわれ、不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられ、金以上に価値の高いものとされていました。

水辺にすむカワセミという小鳥がこの美しい色の羽で楽しませてくれます。

金糸雀(きんしじゃく)はほとんどの方が読めません。カナリアと読みます。

雀の仲間の小鳥なのですが、色や鳴き声を改良され、世界で人気が高く我が国にも江戸時代に輸入されました。家にこの小鳥を飼うのが夢だった方も多いのではないでしょうか?

 萌黄は春の野の緑、東雲、藍、茜はいずれも明け方から夕方にかけての空の色の名前です。皆さまがそれぞれの色に包まれて、お部屋での居心地が良いようにと願っています。