ビバ・百歳!

 山笑い、風薫る5月、のはずでしたが、コロナの蔓延と早すぎる梅雨入りのため、なんだかすっきりしない毎日が続いています。

 茶山ではこのような重い空気を吹き飛ばすために、それぞれのユニットが工夫を凝らして、ドンタク祭りやカラオケ大会、プランターでの野菜作りなど、いろいろやっています。先日は茶山茶園のお茶摘みをして、即席の新茶を作り飲んでいただきました。また明日からは、グループホームの皆さんのために、調理部が地域交流室で「喫茶店へ行こう!」という催事をしてくれるそうです。

 お陰さまでみなさまはそれぞれお変わりございません。とくに嬉しいのは百歳を十分に超えた皆さま方。私は毎日朝と夕のラウンドをしているのですが、一番初めにご挨拶をするのが朱鷺ユニットのAさま。食事はいつもちゃんとお上がりになり、たまにはロボットのワンちゃんを従え「おはようございます」と元気にご返事を下さいます。黄金ユニットのGさまは先月の誕生パーティーでは、ケーキの蝋燭を全部吹き消され、みんなを驚かせました。小規模多機能に通われているMさまは、これまで博多検番の置屋をしていらしたそうで、いまもとても美しく、ちゃきちゃきと私との掛け合いを楽しまれます。今日はみなさまとどんな会話をしようか、毎日が楽しみです。