ハンゲショウのタコヤキ
梅雨の真っただ中、空は真っ黒で今にも雨粒が落ちてきそうな模様ですが、今はただただ蒸し暑いだけ。こんな時は空調の効いたこの新しいケアタウンにいるだけで救われた気がします。
さて、今日は半夏生。厨房で用意してくれたお昼ご飯は「焼きサバがメインのお皿に豚汁、それに揚げたこ焼き」
なぜタコ? 物の本によると、夏至から11日目がこの日に当たり、田植えが終わり雨の日が多くなる今の時期に稲の根がタコの足のようにしっかり根付くようにとか、稲穂がタコの足のように豊かに実りますようにとの願いを込めて、日本各地で食されてきたそうです。タコの他にサバや山芋を食べるところもあるそうです。栄養を採って、体をしっかり休めるようにとの意味もあるんだとか。
このような日本の食習慣をさりげなく取り入れて、みなさんに季節を感じさせてくれるのも、私たち自慢の茶山キッチンです。なんせ料理長は日本調理技能士ですから、入居のお年寄りからも「ここのおつゆは料亭の味がする」と好評ですし、大きなブリなどが入った時には、ガラス越しですが解体ショーも見学できるんです。